すべて滅菌されたハンドピース・ドリルを使用しています
当クリニックでは、お口に直接触れる器材は、すべて滅菌しております。
ハンドピース類(タービン・歯科用エンジン)・ドリル(ダイヤモンドバー)・歯石除去用チップは、薬液消毒ではなく下記のようにすべて滅菌したもののみを使用しております。
また、滅菌できない器材に関しては、ディスポ(使い捨て)の物を使用しております。
すべて滅菌されたハンドピースを使用
各ユニットに、滅菌済みタービン(左)と歯科用エンジン(右)をすぐに使用できる状態で、常時数十本準備しています。
各ユニットのワークテーブルに、滅菌済みドリルセットと歯石除去用チップをすぐに使用できる状態で、常時数セット準備しています。
歯を削る直前に、滅菌済みタービンや歯科用エンジンを取り出します。
滅菌バックを開封します。
左から1番目のホースにタービン、2番目のホースに歯科用エンジンを取り付けます。
※通常、滅菌済みのハンドピースを使用している医療機関では、このように使用直前までハンドピースは、ホースには取り付けられておりません。
ホースにハンドピースを取り付けます。
(写真は、タービン取り付け時)
ユニットのワークテーブルに準備している滅菌済みドリルセットを取り出します。
滅菌済みタービンに滅菌済みドリル(ダイヤモンドバー)を取り付け、歯を削ります。
完全に衛生的な状態で歯を削ります。
また、口腔外バキュームの吸引により、切削時の粉塵から患者様を守ります。
使用後は、ホースからハンドピースを外します。この状態にしてから、次の診察の準備を行います。
使用後ハンドピースの滅菌方法
各ユニットに、滅菌済みタービン(左)と歯科用エンジン(右)をすぐに使用できる状態で、常時数十本準備しています。
使用後のハンドピースは、すべてハンドピース用自動洗浄注油器で、まずオイル洗浄します。
使用後ドリルの滅菌方法
使用済みドリルは、超音波洗浄器にかけて洗浄します。洗浄後のドリルは、専用スタンドに戻して、ドリルセットにしておきます。
ドリルセットごとオードクレーブにかけて滅菌します。
滅菌後は、次の使用のために保管し、準備しておきます。
このように当クリニックではハンドピースの使用ごとに、この作業を繰り返し行っております。ハンドピースを繰り返し滅菌すると、器材の寿命も早まり、早期に買い替えが必要になります。また、滅菌器材が不足しないように多数のハンドピース類・ドリル類・オートクレーブを用意しております。
非常に高額な器材ですが、衛生的な歯科治療を行う上では、当然必要なことです。