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予期せぬ出来事

2018.09.08

歯科助手の成田です。
清沢歯科に勤務して、かれこれ23年になります。

今回は、私が若い頃に経験したとても恥ずかしいことを書きます。
私がまだ20代の時、私は姉と二人で東京都中野のアパートに住んでいました。
その時分私は、とても歯が悪くて歯医者さんに通院していました。

あるとき、歯医者さんが奥から2番目の歯が特に悪いので治療してももたないとのことなので抜歯することになりました。
抜歯した後は、前と後の歯を治療してブリッジにすることになりました。
そこまではよかったのですが、抜歯したところに歯肉が盛り上がるまで時間がかかるから、その間は部分入れ歯にした方が前後の歯がズレないので、ブリッジを入れたとき綺麗に入いるとの事で、1歯だけの部分入れ歯をすることになりました。

私自身入れ歯の経験が初めてたったので、何も気にせず色々なものを食べていました。
あるとき夕食前に少しおなかがすいたので、大福を食べてしまいました。
どうもその時大福といっしょに入れ歯を飲み込んでしまったようですが、その時は全然気がつきませんでした。
寝る前に歯を磨いていたら、口の中が変だなー と少し気になりましたが…?

翌日、朝入れ歯がないので急いで歯医者さんに行ったところ、その歯医者さんは至急大きな病院に行ってくださいとの事。
私はその足で中野にある大きな病院に行き、レントゲンを撮る羽目になりました。
レントゲンを撮ったところ、胃の中に入れ歯が入っているのがはっきり写っていました。
お医者さんは、胃や大腸に入れ歯の金具の部分が引っかかると大変なことになるので手術をした方がよいとのことでした。
私は突然の話しにビックリしてしまい、違う方法はないのですか?と伺ったところ、激しい運動はしないで2~3日静かにしていてくださいとのことでした。
そして私は、手術はしないで少し様子を見ることにしました。

3日後に病院を訪れて再びレントゲンを撮ったところ、胃の中にも大腸にも入れ歯はありませんでした。
私が気づかないうちに自然と出てしまったようです。
すごく安心したようなとても恥ずかしい4日間でした。
入れ歯を使用している皆様は、私のようにならないように気をつけてください。