ニューファン どんぶりと温泉旅行
2018.10.17
愛犬のどんぶり(ニューファンドランド5歳)と妻と私の3人で伊豆の城ヶ崎に行ってきました。
ペットと泊まれる露天風呂付きの温泉旅館 レジーナリゾート無麟というところです。
一昔前では、ペット同伴のホテルといったら部屋も狭く民宿のようなホテルしかありませんでしたが、最近では部屋も広くドッグランの設備も必ずあるところが増えております。
また、食事のグレードも上がって客室で食事を提供したり、全室露天風呂付きもあり贅沢なペット同伴のホテルが大人気となっております。
しかも露天風呂付きのペット同伴ホテルのほとんどは、バブル期に建てた人間相手の超高級旅館を買収したものなので、全室はなれのものがほとんどで、かなり贅沢なつくりです。
温泉に行きたくてもペットがいると、どうしてもペットホテルなどに預けていくことになり、ペットに寂しい思いをさせてしまうので、愛犬と泊まれる温泉旅館は飼い主にとっても愛犬にとってもとてもありがたいことです。
八潮から出発して途中で寄り道をして、チェックインの午後3時に到着しました。
部屋に入ると、どんぶり君はいつものように於いて行かれまいかとべったり私たちのそばから離れません。
早速、露天風呂に入ると、風呂場までくっついてきて横にべったりです。
夕食時に仲居さんが準備に来ると、人間好きのどんぶり君は、仲居さんの後をしつこく追いかけ回し、遊びに誘って仕事の邪魔をしたのでリードにつないで、夕食をとりました。
今回も自宅から歯ブラシを持参するのを忘れて、アメニティの歯ブラシを使用せざるを得ませんでした。
やはり、ホテルの歯ブラシは硬いです。
束子のようでした。
こんな硬い歯ブラシを毎日使用していたら、正しくスクラッビング法やバス法で磨いたとしても、数週間で歯肉が下がって歯の象牙質が露出し知覚過敏症になってしまいます。
さらに使用を続けたら、露出した象牙質が硬い歯ブラシの毛で摩耗しクサビ状欠損ができてしまうでしょう。
日本のホテルのアメニティの歯ブラシが未だに硬めが多いのは、硬めの歯ブラシじゃないと磨いた気がしないという人が多いからなのでしょう。
皆さんは、柔らかめの歯ブラシか、せいぜい普通の硬さの歯ブラシにしてください。
さて、就寝時はどんぶり君用にリビングに冷房をつけておきましたが、怖がりのどんぶり君は、我々の寝室に入ってきてベットの横でいびきをかいて寝ていました。
翌朝、私は日の出前に目が覚めて、なんとも贅沢に日の出を見ながら露天風呂に入り最高の気分でした。
その後どんぶり君と恒例の早朝散歩です。
普通の犬なら大喜びですが、旅で疲れているどんぶり君はイヤイヤ散歩に付き合ってくれました。
旅館から城ヶ崎海岸まで少し迷ったので1時間ぐらいかかりました。
そして長い雑木林を歩き進むと大海原の絶景が展開し大感激しました。
砂浜ではなく、まるでサスペンス劇場のラストシーンに出てくるような、固まった溶岩がゴツゴツとした断崖絶壁でした。
断崖にぶつかる波がズシリと唸り、どんぶり君も私も足がすくんでしまいました。
しばらく写真撮影をして、どんぶり君にもう帰ろうかというと、「待ってました」とばかり今まで重かったどんぶりの足取りが急に軽やかになり、帰りは上り坂なのにスタスタと歩き始めました。
旅館に帰るとどんぶり君は、疲れ果てて白目をむいて寝てしまいました。
なんて体力のない犬なのでしょう。
午後には自宅に到着しましたが、どんぶり君はまた次の日の夕方までずっと寝ていました。